春の特定健診が始まる季節です。ぜひこの機会にご自身の生活習慣について見直してみませんか?
「メタボ」と聞くと、「おへその周りを測るものでしょ?」と思われますよね?
近年、メタボリックシンドローム(メタボ)は、年齢を重ねるごとに増える傾向にあり、男性の場合は65歳を超えると2人に1人がメタボ該当者もしくは予備軍となっています。メタボであることは、見た目以上に、将来生活習慣病になってしまう危険性を含んでおり、深刻な社会問題となっています。50歳以上の人口が、総人口の半分を超える今、介護なしに健康に生きる「健康寿命」が注目されています。この機会に、改めて健診・人間ドックのあり方やその意義について考えてみましょう。

メタボリックシンドローム(メタボ)とは内臓脂肪が過剰に蓄積されていることに加え、血圧上昇、空腹時の高血糖、脂質の異常値などがみられる状態のことをいいます。厳密には病気ではありませんが、心筋梗塞などの原因となる「動脈硬化」のリスクを高めることが分かっています。
メタボリックシンドロームとよく似た病態に肥満症があります。メタボリックシンドロームは、腹囲から内臓脂肪の蓄積を確認したうえで、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ異常がある場合と定義されますが、肥満症は体格指数(BMI)が25以上であり、かつ肥満が原因となる10の健康障害(耐糖能障害・2型糖尿病・脂質異常症など)のうち1つ以上がある場合と定義されます。
特定健診(生活習慣病健診)の必要性
メタボリックシンドロームの方は、内臓脂肪が過剰に蓄積することによって、代謝異常を引き起こしやすくなるといわれています。40~75歳を対象に年に一度行われる「特定健康診査」は、このメタボリックシンドロームを含め、動脈硬化のリスクの有無を評価するために行われています。自治体や各種健康保険組合から届く「受診券」を使用して、指定医療機関で受診することができます。
当院では自治体、各種健康組合、健康診断代行機関からの特定健診の他、自院で設定したメニューの特定健診をお受けしています。
生活習慣病を放置すると、あらゆる病気の罹患率が上昇するため、健康管理の観点からもぜひ「生活習慣病健診」をお勧めします。
令和8年度 茨城県医師会特定健康診査は、令和8年4月1日~令和9年3月31日
令和8年度 水戸市医師会特定健康診査・高齢者健康診査は、令和8年6月15日~令和9年2月28日
の期間に行われています。
詳細は各自治体にお問合せ下さい。
