その他検査

健康診断、人間ドックのほかに、個々のご要望に応じて、下記の検査を行っております。

上部内視鏡検査

内視鏡とは、ファイバースコープや先端にCCD(固定撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接消化器の粘膜を観察する検査機器です。
胃の検査の場合、一般的には「胃カメラ」とも呼ばれています。
CCDから送り出される鮮明な画像により、病巣部を細かく観察し、病巣の状態や位置・拡がりを判断することができ、疑わしい病巣に関しては、直接細胞を採り病理検査をする事が出来るため、胃がんの早期発見に大きく貢献しています。

当クリニックでは、毎週火曜日に、順天堂大学附属順天堂医院 食道・胃外科の専門医が、消化器専門外来および上部(食道〜胃〜十二指腸)内視鏡検査を行っております。経口・経鼻、どちらのアプローチにも対応でき、特に反射の強い患者様には、鎮静剤投与により苦痛なく検査が受けられるよう配慮しております。


経鼻内視鏡検査について詳しくはコチラ
鼻から.jp

エコー(超音波)検査

エコー(超音波)検査とは、超音波を体内に発射し、その反射をコンピューターで解析する事により、内臓の状態を画像として映し出す検査方法です。

エコー検査により、臓器の大きさ、腫瘍や結石の有無・脂肪肝や肝硬変の有無・血流および血管の状態を画像として観察することができます。

当クリニックでは、女性技師が全ての領域のエコー(心エコー・腹部エコー・甲状腺エコー・表在エコー・乳房エコー)に対応しています。

心電図検査

心電図とは、体表面に電極をつけ、心臓の電気的活動を記録するものです。
当クリニックでは、標準12誘導心電図検査とホルター心電図検査を行っています。

通常「心電図」という場合は標準12誘導心電図検査をさし、心臓のリズム・心拍数・心房負荷・心室肥大の有無・心筋梗塞・狭心症などの診断をする際に有効です。


ホルター心電図検査は、手のひらサイズの携帯型心電計で、24時間心電図波形を記録することにより、動悸や胸痛の原因となる不整脈や狭心症(不安定狭心症・労作性狭心症)の有無を調べることができる検査です。

肺機能検査(ピークフロー)

肺機能検査とは喘息(ぜんそく)・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・間質性肺疾患をはじめとする呼吸器の病気が疑われるときや、その状態をみるときに行う検査です。

息切れする・呼吸が苦しい・咳が出る・痰が出るなどの肺の病気が考えられる時に、肺の容積や、空気を出し入れする換気機能の強さを測定し、呼吸機能に異常がないかを調べます。当クリニックでは、疾患の特定以外に禁煙治療にも活用しています。

骨塩定量検査(骨密度検査)

骨塩量(骨の中のカルシウムを含んだミネラル成分の総量)を測定して、骨粗鬆症の診断や治療および経過観察、ホルモンのバランス異常や先天性代謝性骨疾患の診断や治療・病態の解明などに用いられる検査です。

骨粗鬆症は、高齢女性を中心に年々増加しており、自覚症状のない未受診者を含めると、推計で1100万人をはるかに上回ると言われています。ホルモン分泌のバランスが変化する更年期以降の女性に多く、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が、発症している可能性があるとされています。 

アレルギー検査

アレルギーとは、体を異物の侵入から防御しようとする「免疫」が過剰に働いた結果、引き起こされる症状のことを言います。そして、そのアレルギーを引き起こす原因となる物質をアレルゲン(抗原)と言います。

アレルゲンは、花粉をはじめとする植物、食べ物、そしてハウスダストなどがあり、現在厚生労働省が指定して、保険で検査できるものは170種類以上もあります。
現在、日本人の1/3には何らかのアレルギーがあると言われていますが、当クリニックでは、検査により原因であるアレルゲンを特定し、適切な治療を行います。